北九州市立大学同窓会
大学だより
大学院マネジメント研究科の「プロジェクト研究発表会」開催
北九州市立大学大学院マネジメント研究科(北九州市立大学ビジネススクール、略称:K2BS)
のプロジェクト研究発表会が、春分の日の3月21日(土)、北九州市小倉北区内のホテルで開か
れた。
この研究科は、激変する経済・社会環境の中で求められる専門的なマネジメント能力を持っ
たリーダーの育成を目的に2007(平成19)年4月に創設。2年制。企業経営者など社会人を中心
に、学部学生の進学者も受け入れ、1学年30人。これまでに147人がMBA(経営学修士)を取得
して現場に戻り、活躍を続けている。
発表会では、石原進理事長のあいさつの後、王効平研究科長が26人の修了生に「北九州市に
はもっと元気になってほしい。そのためには専門職の皆さんの出番だ。底力をアピールしていただきたい」と激励し、修了を祝った。北九州中
小企業団体連合会の自見栄祐会長は「ここで学ばれた皆さん、北九州市の地力アップに協力を」と、修了生のネットワークによる地域貢献に
期待を寄せた。
ベストリーダーシップ賞など優秀者を表彰後、注目される研究や、優れた研究を行ってK2BS賞を受賞した足立寛さん、中村国彦さん、倉橋
秀文さんが、それぞれの研究内容を発表した。
休憩を挟んで、修了生とOBによるパネルディスカッション。それぞれの企業、職場が抱える人材育成や今後の企業展開などについて意見
を交わした。
この後、会場を移して懇親会が開かれ、矢田俊文前学長がマネジメント研究科創設の経緯などを紹介して乾杯の音頭、出席者は笑顔で懇
談の輪をつくった。
広報・情報幹事 屋地公克(S43・米英)

北友会会報第112号(平成27年7月15日発行)掲載