北九州市立大学同窓会
支部組織
神奈川支部
第65回・箱根JOY-HOKEのご報告
世界的な気候変動で日本の四季が失われる心配がある中、11月22日(土)芦ノ湖を目の前にした元箱根は快晴微風、気温10℃の絶好の秋日和となった。
途中、バスの車窓からしっかり色付いた紅葉が、元箱根に近づくと薄っすらと雪化粧をした富士山が出迎えてくれた。
今年最後の連休でかなりの混雑が心配されたが、意外と順調に進み、神奈川支部からの9名、千葉支部佃夫妻、関東支部小池夫妻の総勢13名は、当初計画より30分遅れで元箱根から箱根旧街道に第一歩を踏み入れることができた。
鳥居忱作詞、瀧廉太郎作曲の箱根八里で知られた、杉並木を天に仰ぎ、石畳、羊腸の小径に足を取られながら箱根馬子唄の石碑を過ぎ、箱根最高地点(海抜800m)を過ぎると後は下りの石畳。ハイキングの目的地である甘酒茶屋に着いて茶屋を取り巻く紅葉を愛で、名物の甘酒と団子、持参の弁当に舌鼓を打ち、古の箱根八里を往来した先人達に思いを寄せながらしばし歓談した。
因みに箱根八里とは日本橋から9番目の小田原宿から11番目の三島宿に抜ける8里(32km)の旧街道であるが、今回私たちが踏破?した道のりはそのうちの僅か2kmだけであった。
最後はお決まりのコース、小田原まで下りて海鮮居酒屋での反省会に紅葉が舞った。
神奈川支部 副支部長 神田若義



