北九州市立大学同窓会

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八幡支部

八幡支部相談役 仰木忠幹氏を偲ぶ

 今年2月9日八幡支部相談役 仰木忠幹氏(S24・中国) は94歳の生涯を終えられました。
 喪心から哀悼の誠をささげたいと思います。訃報に接 したのは8月の末日、同窓会本部からの連絡であった。い つであったか体調を壊して病院か施設に入られたことは耳 にしていたが、まことに面目がなく申し訳なく思っている。
 ご令息にお聞きすると新型コロナウイルス感染予防の ため内輪だけでお送りしたとのことである。時期外れであ るが、せめて個人に対して感謝の意を込めて紙上から メッセージをお届けしたい。
 仰木忠幹氏は旧八幡市役所在職時代の1958年(S33)全 国に先駆けて同窓会八幡支部の設立に奔走され同年4月 17日八幡市中央公民館(元市立八幡病院駐車場)にて支 部設立総会を開催し、八幡支部の旗揚げと初代支部長と なった。仰木氏は進取の気に富み活動的であった。仰木氏 を支えたのは村上尚治氏、富川良三氏、徳田健氏、山下修 氏等であった。
 1983年(S58)頃、小生、仰木氏と北九州市教育委員会で 分野は異なるがともに奉職した間柄であった。当時、小倉 南区の平尾台の環境問題で北九州市と国会議員の中で確 執があった。
 当時、社会教育部長であった仰木氏は圧力に屈しな かった。行政の立場を堅持し、不屈の信念を貫かれた態度 は忘れることができない。
 村上尚治(S28・中)退職後、同窓会本部と支部間で不協 和音が生じたため同窓会の原点を目指して1993年(H5)第 7代の同窓会長に立候補し、指名された。任期は1期で あったが真の同窓会の在り方を目指して活躍された。火 中の栗を拾い同窓会の進路を方向付けられた功績には出 身支部として心底から敬意を表してやまない先輩だと 思っている。
 いつまでも、ご助言、ご叱正をお願いしたかった。往生 安楽をお祈り申し上げます。

支部長 北山清種(S36・米英)

北友会会報第125号(令和3年12月15日発行)掲載