北九州市立大学同窓会

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支部組織

神奈川支部

第27回神奈川ハイク
[晩秋の古都鎌倉で、紅葉を愛でる]

 12月といえ、鎌倉では紅葉も真っ盛りの4日(日)に『錦織なす古都 ―源氏山から大仏坂切通しへ』と題して、オゾンを一杯に浴び、市街 地を囲む山のハイキングコースを踏破した。
 女性2名、初参加の小島有三氏(S45・米)と福島雄二氏(S49・英文)、 千葉からは常連の前支部長平木氏を含む14名が、JR北鎌倉駅に集 合、さすがに稀に見る秋晴れのせいか、列車からは観光客がゾロゾロ ……しかしお客はそれぞれの行先に向かい、ハイキングコースはさほ ど混んではいない。
 まず、尼寺であった花の寺といわれる東慶寺の庭園を散策したの ち、葛原岡ハイキングコースに入った。アップダウンが多く、時折木々 の間から鎌倉の街や海が見えるが、景色に見とれていると木の根っ こに足を取られそう。鎌倉七切通しの一つ『化粧坂切通し』は、鎌倉時 代の防護遺跡だけあり、さすがに険しい。
 葛原岡神社前広場の木漏れ日のベンチで大休止そして昼食。今日 は運よく真っ青な秋空をバックに、4、5合目まで真っ白に雪に覆われ た秀麗富士山が大きく、くっきりと見えた。♪フ〜ジは日本一の〜山… ♪を実感しながらの格別のランチタイムだった。
  その後、大仏ハイキングコースに入り、洞窟内に流れる精水でお金を 洗うとご利益があると伝えられている『銭洗弁財天』に寄った。筆者も 年末ジャンボのために心を込めて洗ったが…「どなたにも早急なご利 益は無かった」ようだ。「そのうちに」を信じて次回に期待しましょう!!
 足も適当に疲れてきたころ、気温と天候が許せば、と計画していた、 知る人ぞ知る森の中の『カフェテラス樹ガーデン』でコーヒータイム。 幸い混んでもおらず、レンガ造りのテラスで紅葉に囲まれ、鳥のさえ ずりと爽やかな風に包まれ、そして富士山を眺めながら、歓談と癒し の一時を過ごすことができた。
 元気を回復した後は、最後の目的地『大仏坂切通し』である。今では 山の下にはトンネル車道が走ってはいるが、鬱蒼とした山道の随所に ごつごつした手掘りの跡もあり、昔の墓地である大きな『やぐら』があ り、ちょっぴり鎌倉の時代を偲ばせてくれた。
 その後、バスで鎌倉駅前に移動、神奈川支部御用達の店で、いつもな がらの好天と有意義だったハイクと無事な到着に乾杯し、賑やかに今日 一日の思い出や成果を語り合い、『学び舎の絆』を深めることができた。