北九州市立大学同窓会

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支部組織

神奈川支部

第43回神奈川ジョイハイク―岩礁を歩いて海と自然の芸術を楽しむ
 

 まだまだ夏の暑さが残る9月23日(土)、東京湾の入り 口、三浦半島の先端沿いにある岩礁の道?を、海のオゾン に包まれながら健康ハイキングを実施した。
 天候のせいもあり、参加者は男性5人、女性2人だった が、昨晩から心配した雨もなく、三浦海岸駅からバスで東 京湾の海沿いを南下、東京湾と太平洋を見渡す剣崎灯台 に到着、ジョイハイクの始まりだ!
 灯台からは眼下に数十隻の遊漁船や白い航跡を引いて 行き来する貨物船が見える。海岸(岩礁)に下りる坂道に は橙色のカンゾウ(ユリ科)が美しい。
 足元の岩に気を付けながら、海を眺めたり切り立つ断 崖を見上げたり、写真を撮ったりと、忙しい。
 50mはある切り立つ断崖にはいく層もの断層が重なり 過去の何十回もの地震により斜めになったり、褶曲してい たり、断崖は正にこれらの地震の作品である。
 途中には、長年の激しい波浪や風雨に浸食されてでき た大きな洞窟も有り、学問的に弥生時代の住居跡と言わ れている洞窟も有った。
 正に何千万年何百万年かかったこれらの《地球の芸術 作品》を間近に観賞した感があった。
 岩場を歩いたため足腰の疲労は倍加したが、潮騒やカ モメの声を聴き、広い海を眺めての昼食は格別であった。  三崎漁港の城ヶ島大橋に到着し、ジョイハイクの本日の 行程は無事終了。
 本日の目的の一つ、マグロとビールで「 乾杯! 」心地よ い疲れを楽しみながら、飲むほどに、今日の行程や景観な ど楽しい会話で大いに盛り上がった。

支部長 神ア英昭(S41・米英)

北友会会報第117号(平成29年12月15日発行)掲載