北九州市立大学同窓会

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総会

広島支部

2016年度広島支部総会 28年6月18日 広島グランドインテリジェントホテル

 広島支部の平成28年度総会が6月18日(土)、広島市南 区京橋町の広島グランドインテリジェントホテルで開か れた。支部の男女会員33人のほか、本部の善正善会長 (S47・経営)、福山支部の田中捷次支部長(S40・米英)。岡山 県支部の中西好昭支部長(S47・経営)ら43人が出席した。
 幸本裕行幹事(S56・経営)の司会で始まった総会で、沖 田康尚支部長(S40・米英)は「年一回の総会には支部登録 の同窓生約1000人に案内状を送付したが、出席者は昨年 度を下回った。同窓生の顔を支部活動に向けていただく難 しさを改めて痛感している。根気強く若い会員や女性会 員にコンタクトしていくしかない。今年度も目新しい、魅力 を感じられる、参加してみたいイベントを企画し、会員の 掘り起こしをして、支部の活性化を目指したい」と挨拶。
 続いて、来賓を代表して6月に同窓会長に就任した善 正善会長が「同窓会の大きな課題は支部同様に若手や女 性同窓生の同窓会活動への参加推進。学生会員である学 友会のほか学生団体幹部との意見交換会を開いたが、学 生の間での同窓会への関心は低かった。卒業後、彼らが同 窓会活動にかかわる方策を研究したい。同窓会活動の活 性化を目指す思いは本部も支部も一緒。支部からもどし どし意見を出して欲しい」と祝辞を述べた。
 総会では、平成27年度活動報告や収支決算、28年度事 業計画などをいずれも原案どおり承認した。役員改選で は、かつては呉支部だった呉地区の活動を活発化する目 的で、担当副支部長をおくことになり、福島一之幹事(S56・ 法律)の副支部長就任を決め、3人副支部長体制にした。
 議事審議の後、今回初めて出席した神谷直秀・大学創 立70周年記念事業事務局総務課長が大学創立70周年記 念事業への取り組み状況を、同窓会の第66回総会実行委 員会の清家幸三委員長(S46・経済)が総会へ向けての活 動状況を報告した。
 続く総会記念講演では、同窓生で今春から文学部の非 常勤講師に就任した大津留香織さん(H22・法律)がフィー ルドワークの実践報告をした。北九州市立大学、大学院か らの研究課題であるフィールドワーク論について、南太平 洋に浮かぶバヌアツ共和国のエロマンガ島に滞在して取 り組んだ、島民の紛争処理への対処方法などについての 研究成果を話した。裁判などに頼らない島民による紛争 の処理は人類が歴史的に連綿と受け継いで来たもので、 島でのおおらかな生活の中でも、島民の共同体意識の元 に、紛争を円満に解決している実態は現代の先進国社会 でも参考となることがあることを強調した。
 懇親会では、大東亮子幹事(H9・英語専攻)が司会。花 本美江子副支部長(S50・米英)の開会あいさつ、前支部長 の矢吹恭久監事(S35・商)が乾杯の音頭を取って、宴をス タート。支部の歌姫のシンガーソングライターの新屋まり さんがギターを片手に、作曲した曲を披露し、懇親会を盛 り上げた。5つのテーブルごとに、来賓も含めて近況、同窓 会への思いを1分間スピーチをした。山本準治副支部長 (S47・経済)の締めのあいさつの後、正国和之さん(S46・米 英)のリードで全員は肩を組んで輪となって逍遙歌を合 唱して閉会した。

支部長 沖田康尚(S40・米英)

北友会会報第115号(平成28年12月15日発行)掲載