北九州市立大学同窓会

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北九州市立大学山岳部OB会懇親会開催(鳥取県米子市皆生温泉 2019年11月10日〜11日)

 山岳部OB会は九州・関西・関東の3地区持ち回りで懇親会を開催している。今年は九州の当番であり、冬山登山の訓練などでなじみの深い大山のふもと皆生温泉で開催した。過去の大山では大山寺の菅田旅館で開催も閉鎖に伴い、少なくとも大山の雄姿が見える皆生温泉となった次第。またOBの高齢化とともに登山よりも観光に軸足が移っていることもある。 今年は各地区より28名(男性21名女性7名)の参加であった。例年参加している朝比奈弘さん(45以下数字は卒年 いずれも昭和)はアメリカからのお客さん、また神田若義さん(46)もサウジからの得意先来訪で不参加。また友永孝一郎さん(46)も家族都合で参加できなかった。

 参加者はそれぞれに観光などの日程を組み合わせての計画が多い。樋之口健次さん(37)は所沢市の自宅から高齢にもかかわらず長躯車を運転しての参加で、足立美術館巡りなど。穴井弘さん(33)は孫の田中美希さんを連れてレンタカ−で境港の水木しげる妖怪ロ−ド見物。北原昌昭さん(44)は隠岐諸島まで足を延ばしての参加。伊藤文雄さん(53)は鳥取城・鳥取砂丘を見学してきた。辻優子さん(59)は夜行バスで小倉から鳥取まで移動して伊藤さんと同じく砂丘見物していた。米子近くは少し足を延ばせば大山はもちろん出雲大社や足立美術館・玉造温泉・松江観光など見どころも多く懇親会と組み合わせての計画が楽しい。山岳部顧問をお願いしていた山本哲也先生は高校時代から大山に親しんできたこともあり安来の自宅から杖をついての参加でありがとうございます。

 懇親会では伊藤さんが進行役を務め、最長老である穴井さんの乾杯で始まった。昨年の伊豆半島の会合以来1年ぶりの再会でもあり山陰の魚を中心としたごちそうに隣同士での会話が弾む。それぞれに喉をうるおした中、佐伯和也さん(57)より2020/2月を目標に会報作成予定であり記事提供と、住所・メルアド・TELの再確認要請があった。山岳部OB会ではあるが山行に限らず近況報告など含めて投稿することに。梅村旅人さん(36)は故小野順弘さん(35 H26没)の写真集を作成。小野さんは大山近郊でログハウスを建てて生活していたこともあり当地での懇親会には必ず参加していた。OB会集合写真や趣味であった木工作品展示会の写真をふんだんに掲載したまさに「世界で一つだけ」の写真集。ちなみに梅村さんはアマチュアながら写真は展示会の常連でプロ級の腕前。参加の小野京子未亡人に提供された。今年は樋之口さん・梅村さん・中西健さん(35)・林献了さん(41)の4組みが夫人同伴での参加。各人が近況報告するうちに予定の2時間はあっという間に過ぎ、来年当番の関西地区を代表して辻光男さん(54)より今後も懇親会を継続するとして場所の検討を進めると同時に多数の参加要請があった。

二次会は幹事部屋で松村建宏さん(58)より差し入れの広島銘酒や九州持参の焼酎などでさらに盛り上がり、大山での50年前の冬山訓練が最近に行われたような感覚の発言など、まさに現在が現役であるかのような錯覚も。山岳部は冬山登山をはじめザイルで仲間に命を預けた経験から絆が特に深い。OB会も高齢化に伴い今後の運営に議論は尽きないが、結局懇親会は今後もできる限り続けていこうということになった。山登り以外でも数日前に韓国出張から帰国の廣澤聖二さん(44)は、現地民間の反応は報道されている状況とは違いきわめてファミリ−な感覚であり特別な変化は感じられない、など多岐にわたる議論が絶えない。久しぶり参加の佐伯さん・松村さん世代も還暦となり、より時間的確保が容易?のこともあり同期の皆さんと合わせての参加が期待されている。

 翌日は関西での楽しい再会を期待して散会。穴井さん・窪田哲夫さん(34)・樋之口さん夫婦・ ・梅村さん夫婦・・川崎一興さん(40)は小野さん宅を訪問。その後大山寺へ行き墓参り。若手?の伊藤さん・竺原秀明さん(57)・辻優子さん・田中さんは大山登山に出発。無事頂上到達も暴風雨であった様子で竺原さんから「大山頂上ナウ 風雨強し」のメ−ルがゴルフ途中の辻光男さんに寄せられていた。初登山の田中さんが今後の山行参加に「もう行かない」などとならないか?と心配も。登山に不安を持つグル−プ岩崎六雄(46)小島副孝さん(51)新飼太平さん(52)辻光男さんは近くのゴルフ場で大山を仰ぎ見ながらのプレ−(ただし天気不安定でほとんど見えません)。他の参加者もそれぞれに観光など付け加えて山岳部OB会を通じた楽しい時間を過ごした。

(記事内容以外の参加メンバ−は濱崎征爾さん(34)田中対一郎さん(36)市川敏夫さん(39)です)

文 岩崎六雄 46