北九州市立大学同窓会

HOME > 活動 > OB会 > 混声合唱団コール・ユーフォニー

混声合唱団コール・ユーフォニー S42入部 同期会を開催

 北欧を思わせるお洒落な佇まいに設えられたレストラン。 ホットに薫る珈琲と柚子特有の爽やかな香りを醸す和菓子が私 たちを温かく迎えてくれました。これぞ『おんせん県おおいた』 を標榜する大分県・由布院温泉のおもてなしの心だと皆が深く 感じ入ったようでした。
 混声合唱団グリークラブが新しく“コール・ユーフォニー”と して誕生した昭和42年に入学・入部した私たち同期が卒業後最 初に集ったのは、平成12年つまり西暦2000年を記念して開催し た熱海での同期会でした。爾来、開催地を関東、関西、九州と順繰 りにして2年ごとに行なっていますが、今回は地元九州・由布院 での集いとなった次第です。
 平成26年11月21日(金)の午後、総勢20人の同期のうち、男性6 人、女性9人の15人が現地のお宿『彩岳館』に三々五々集まって きました。羽田から大分空港経由の東京組やいったん小倉に集 合し、レンタカーに相乗りし途中「九重夢大吊橋」を見学してき たという関西・福岡組といったところです。
 同期会初日、恒例の懇親会ではそれぞれの近況報告を肴にし て更なる旧交を温めることができました。話題は私たちの年齢 からして健康や家族の介護のことなどに集中していましたが、 中々どうして全員が溌剌と互いに活力を分かち合っていた様子 でした。談話室での二次会も大変盛り上がりました。その談話室 は昼間の温泉客が寛ぐために用意された癒しのスペースです。 かつて私たちが演奏会で唱った『煉瓦色の街』のCDが流れる中、 囲炉裏を囲み、肩組み、輪になると自ずと歌声が生まれ、だれも が久々のハーモニーに歓びを得ていたようでした。翌日は由布 院名物の霧につつまれた幻想的な朝を迎え、幾人かは車で10分 ほどの狭霧台展望台まで上り、朝日に輝く由布岳と霧中の由布 院盆地を俯瞰したとのことです。そして全員揃っての朝食後は 金鱗湖をはじめとする由布院の街を自由散策し、最後に湖畔の 湯平温泉探訪へ そば処で昼食を共にして、次なる関西地区での再会を誓い午後 1時半に由布院駅前で解散、こうして私たちの同期会は楽しく 終えることができました。
 なお、平成23年には後輩・現役部員らが中心となって、地域、世 代を超えての「コール・ユーフォニーOB会」を立ち揚げてくれま した。現在、OBの人数は600余人にもなるとのことです。今後、 私たちとしては同期会のみならずOB会にも積極的に参加して ハーモニーの輪(和)を拡げていきたいものです。

江藤孝文(S46・経済)

参加者 由布院『彩岳館』にて
列左から:江藤孝文(経済) 安藤哲男(経済) 安藤早苗(英文) 植山茂二(経済) 新谷佳子(国文) 三日市喜代子(英文) 奥竹英樹(英文) 列左から:甲山泰子(英文) 伊地知洋子(国文) 村田優子(経済) 片山啓子(英文) 濱武英子(英文) 彦由久美子(国文)  *  :新納英一(経済)由布岳登山へ 高尾健二(米英)

北友会会報第112号(平成27年7月15日発行)掲載