北九州市立大学同窓会

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平成26年度 第2回評議会

「第二次長期構想」を承認、構想具現化へ力強くスタート

 平成26年度の第2回評議会が11月8日(土)、北九州市小倉北 区のリーガロイヤルホテル小倉で開催され、全国48支部から53 人(女性3人)の評議員が出席した。支部の登録会員数が1,000人 を超えた福岡県南支部と佐賀支部は今回から評議員数が2人と なったため、評議員の総数は60人になった。
 同窓会本部役員の今泉健幹事(総務・企画/H23・法院)の司会 進行で物故者への黙祷と校歌斉唱を行った。続いて田村允雄会 長(S42・商)から以下のような挨拶〈要旨〉があった。
 〈今回の評議会で議決・承認を求める3件の議案、すなわち 第二次長期構想(案)、支部助成制度の改定案、大学創立70周年 記念事業への支援に関する基本方針(案)の3議案は、昨年、3 つの会長諮問委員会から出された答申を尊重するという基本 を踏まえ、これを具体的な活動や事業として反映させ、同窓会 の「新しい時代」を築いていこう、という決意を込めたもので す。5月に発足した今期執行部にとって、「あすの同窓会」が目 指すべき針路はこれだ、と言うべきものを、評議員の皆さんと 共に、しっかりと確認し合う会議である、と考えています。ぜ ひ前向きで活発な論議をお願いします〉
 この後、5月の第1回評議会以降に就任した評議員5人と本 部役員6人を奥村英行幹事長(S46・国文)が紹介した(※別掲の 評議員および本部役員名簿を参照)。続いて議長団選出に移り、 議長に神ア英昭評議員(神奈川支部長/S41・米英)、副議長に中 村修一評議員(鹿児島支部長/S45・国文)が選出され、議題に 沿って議事が進行した。

【議決・承認議案】
1.「第二次長期構想」(案)
 奥村幹事長が第一次長期構想から第二次長期構想策定に至 る経緯と、第二次長期構想の内容を詳しく説明した。また同窓 会が創立70周年を迎えるまでの6年間、構想実現に向けた取 り組みについて、執行部の基本的な考え方を提案し、拍手を もって承認された。
2.支部助成制度の改定案
 柳喜久子副会長(組織対策/S48・英文)が「自主的活動事業 助成金」の新設をはじめとする支部助成制度の改定案につい て説明し、支部総会や女性の会への助成額の改定や通信費の 見直しなどを行い、平成27年4月から実施したい旨を提案し た。これに対して多くの評議員から質問や要望・意見などが出 され、審議の結果、提案通り承認された。
3.大学創立70周年記念事業への支援に関する基本方針(案)
 田村会長が大学創立70周年記念事業への支援に関する基本 方針について提案した。記念事業の目的と実施・推進体制の概 要を説明したあと、この事業は70周年の節目を祝うのみなら ず、30年後の100周年の大学像を視野に入れた壮大なビジョン 実現に向けて、力強く第1歩を踏み出そうとする大学の決意 の具現化であると、その意義について触れ、卒業生(同窓会会 員)への寄付金募集活動を含め、同窓会として全面的に協力し たい旨を提案。この基本方針については大きな拍手をもって 承認された。
【報告事項】
1.平成26年度上半期事業報告・主な活動報告
2.平成26年度上半期予算執行状況
 奥村幹事長が第1回評議会後に田村執行部体制の3期目がス タートしたことを述べ、6月から9月までに第二次長期構想案の 策定をはじめ、支部助成制度の改定、学生支援事業の実施策、同窓 会会費完納促進策、大学創立70周年記念事業への参画についての 検討など、平成26年度運営・活動方針と主要事業項目の趣旨・目的 に沿って執行業務を進めてきたことを報告した。続いて財務・会 計担当の福田信夫事務局長(S44・経営)が上半期の予算執行状況 について資料を基に説明し、いずれも拍手で了承された。
3.平成26年度功労者表彰の審査結果
4.「同窓会会費完納促進」の取り組み
5.学生支援の「就職支援ガイダンス」への参加
6.北九大人脈・企業PRシートの支部配布
 平岡三光評議員(福岡県南支部長/S40・米英)が平成26年度功 労者表彰の審議結果を報告した。本年度は特別会員6人、本部退 任役員6人、支部役員16人が表彰対象者となった。続いて野田栄 市副会長(総務・企画/S47・中国)が同窓会会費完納促進の取り組 みについて、「同窓会会費完納促進プロジェクト」を発足させたこ とを報告し、現在までの納入状況を資料を基に説明した。続いて 奥村幹事長が学生会員への就職支援活動の一環として、「就職支 援ガイダンス」への参画と「北九大人脈・企業PRシート」の支部 配布について説明し、今後の取り組み体制として「学生支援事業 検討委員会」を発足させたことなどを報告した。報告事項4項目 については一括して審議され、それぞれの項目について評議員か らの活発な質疑応答があり、拍手をもって了承された。
【その他の報告事項】
1.「北九州マラソン2015」の応援参加
2.青嵐祭(北方キャンパスの大学祭)への参加
3.第64回総会・懇親会
4.第64回総会・懇親会への学生団体代表者の招待
 福田事務局長が4件の報告事項を一括して説明した。同窓会 として初参加の青嵐祭のテント出店については、出店した和歌 山支部の有松敏幸評議員(支部長/S36・米英)からも詳しい報 告がなされた。また、第64回総会・懇親会に本年度初めて学生団 体の代表者を招待することに関しては、学生会員との交流を密 にし、学生支援強化の足掛かりとする旨を説明した。その他の報 告事項については特段の質問・意見もなく拍手で了承された。
 議長団は、以上の予定された議題以外について、評議員から発 言の申し出がないことを確認したうえで退任し、平成26年度第 2回評議会は閉会した。

北友会会報第111号(平成26年12月25日発行)掲載