北九州市立大学同窓会

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支部組織

沖縄支部

支部の発足

 日本最南端の沖縄県に北九州大学同窓会の33 番目の支部が昭和53 年5 月26 日にその産声をあげた。数年来、沖縄在住同窓生の間で支部結成の動きがあったが、本部役員の西島司総務担当(現・本部副会長)が所用で沖縄県を訪れたのを機に県内の同窓生に非常招集がかけられた。

 時は5 月26 日午後6 時であり、場所は沖縄ダイエー8 階の中華料理店「美華園・那覇店」であった。急な会合であったが、県内同窓生10 人中、5 人が集まった。参加したのは、この日の集会場になった「美華園」の経営者夫人の陳花子(28 ・中、旧姓薜)、当時コザ高校勤務の豊原佐内(33 ・米)、当時沖縄タイムス学芸部勤務の花城清常(34 ・米)、新垣章(35 ・米)、琉球銀行勤務の諫山幸雄(48 ・米)の5 人。

 会は本部から大学の近況や同窓会活動状況などの説明があり、宴会に入った。初対面の者が多かったが、同じ北方のキャンパスで学んだ者同士、またたくまに心が通い合った。本部から持参の「同窓会25 年史」「同窓会名簿」や最近の大学の写真などを手にとり、それぞれの青春を思い出し、話に花が咲き、時のたつのも忘れたが、この会合を沖縄支部の結成会とし、初代支部長に全国初の女性支部長・陳花子、幹事に諫山幸雄を選出した。 二次会では校歌、逍遙歌、応援歌などが次々に歌われ、 過ぎし学生時代を思い出すと共に、今後、県内同窓生ががっちりとスクラムを組み、母校の発展に寄与しようとの意見が出され、次回の再会を約束して深夜に散会した。

 この時、陳花子支部長は「沖縄支部がやっと誕生しました。全国一のミニ支部ですが、母校を思う気持ちはどこにも負けないつもりです。母校の発展を祈ると共に、同窓生の皆さんがどしどし沖縄に来て共に手を携え活躍をしていただきたいと思っています。また、輝く太陽のすきとおった青空、七色に変化するエメラルドグリーンの海を観光に来られる時はぜひ支部に連絡して下さい」 と述べている。

 それ以降の主な総会は次のとおり行われた。

 昭和55 年度総会兼懇親会 昭和56 年2 月28 日、中華料理店美華園で。石原文雄学長(故人)、廣木嘉子同窓会副会長が出席、支部の発展を心から激励してくださった。

 昭和56 年度総会兼懇親会 昭和56 年6 月、美華園で。 二代目で現支部長・吉田一夫、二代目で現幹事・大西正己が選出された。

 昭和57 年度総会兼懇親会昭和57 年12 月、春駒で。石原文雄学長(故人)、亀川正東大学院教授(琉球大学名誉教授、那覇市出身)、山本英徳同窓会副会長が出席。

 平成7 年度総会兼懇親会平成7 年11 月24 日、居酒屋 「たこふじ」で。当支部発足に最大のご尽力をいただいた同窓会本部の西島司事務局長が出席、同窓会本部の活動状況、新装成った大学校舎の概要を説明、共に学んだ母校の発展を喜び合った。

 平成8 年度総会兼懇親会平成9 年2 月21 日、居酒屋 「たこふじ」で。中山悦定同窓会副会長が出席、本部の活動状況(会員名簿の作成、会費納入など)を説明。その後、さまざまな分野に話題が及び、同窓会の醍醐味を満喫した。

 平成9 年度総会兼懇親会平成10 年2 月27 日、居酒屋 「たこふじ」で。藤井健一同窓会会長が出席、同窓会の活動状況や大学、北九州市の概要などを説明。引き続き、懇親会に移り、お互いの近況や懐かしい学生時代の思い出話に花を咲かせた。

 平成10 年度総会兼懇親会平成10 年12 月18 日、寿々美栄橋店で。総会と田中愼一郎学長ご夫妻の歓迎会。会員15 人が出席、家族的な和気あいあいの中で会は始まり、 田中学長から母校の発展状況、21 世紀への展望などの講話をいただき、共に学んだ母校の発展を喜び合った。最後は、例によって、大西幹事の音頭で校歌、逍遙歌を声高らかに歌い、次の再会を期して散会した。

活躍する同窓
沖縄支部会員は、昭和53 年発足当時は10 人で全国一のミニ支部だったが、以後、年々同窓生の数も増え、現在73 人。その構成は、一般企業・自営業23 人、教育関係13 人、官公庁関係9 人、報道関係4 人、金融関係4 人、建 設関係3 人、その他17 人となっており、各分野で活躍し、 北九大の声価を高めている。

吉田 一夫(33 ・商)
當眞さつき(H7 ・英米