北九州市立大学同窓会

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支部組織

小倉支部

近隣支部女性の会が開催される

食育」のお話しを聴くという内容で、今年度のひまわりの会(北九 州市近隣の女性の会)が開催された。
 会場はかねてより小倉支部には縁が深い「北九州ホテルプラザ 11階 ガスライト」であり、本部役員田嶋美保さん(H8・経営)が勤 務されているところでもあった。田嶋さんは当日、スタッフとして きびきびと勤務しつつ参加された。
 参加者数は35人弱で、昨年より少なかったということ。小林の座っ た席は4人掛けで、小林も含めテーブルの全員が初参加であった。
 隣席の方より、「そもそも近隣とはどのあたりのことですか?」 など質問があったが、はっきりお答えできなくて申し訳なかった。
 北九州市以外のどのあたりまでが近隣なのか気にかかる方も おられるようであった。
 また、H26年卒(経営情報)やH25年卒(中国)などの非常に若い 会員が2人参加されており、次回の女性の会開催のお手伝いもし てくださるといううれしい出来事もあった。
 最初に11時から12時まで、講師の磧(せき)先生(H20・人間関係) の「食育は人生を豊かにする」という内容のお話しを聴いた。
 磧先生は東筑紫短期大学で栄養学を教えていらした元教授で あり、還暦を過ぎて北九大に入学し、院まで出られたとのこと。
 お話しが終わると、12時過 ぎからおいしいコース料理を いただきながら全員が順番に 自己紹介していき、交流を深 める楽しい時間になった。
 みなさんはやはり昭和30年 代・40年代から女性ながら大 学を出てばりばり働いて来ら れた方が多く、(卒年昭和30年代が3人、40年代が7人、50年代が 5人、60年代が5人、あと、平成一ケタ卒が2人、10年代が5人、20 年代が5人という、なかなかバランスの良い年代の参加者層)「母 親は家族にしっかり食事を用意しなければ」という声に「女性が フルタイムで働きながらとてもできませんよ、自分たちが動いて、 食育が出来る社会を作っていかねば」というエネルギッシュな討 論がなされた。
 自己紹介で明らかになったのは、「自分も働きながらの子育て 中、反抗期の子どもとつながることのできる唯一の手段が食事を 作ってあげること」など、家族関係の振り返りが食事を通じてなさ れていったことであり、男性にはない女性会員ならではの「母性」 や「次の世代のためにより良い環境を作っていきたい」という願い を感じ取ることが出来た。
 「自分の子育てが成功したかどうか、答えが出るのは自分の子 どもが子を産んでからだと思います」という意見も出て、子育てを していない世代も深く考えさせられるものがあった。若い会員は 普段の友だち関係でこのような話しを聴く機会もないと思うの で、実はかなり貴重な体験になるはずである。
 ぜひいろいろな世代の人たちで意見交換できたら勉強になる と思う。ちなみに近隣支部は北九州市の5支部と中間・遠賀支部 の会員をお誘いしたが、近隣支部以外でもウエルカムなのでどう ぞ、興味のある方は是非ご連絡ください。
 また、今回近隣支部女性の会のお手伝いをしてくださる若い会 員の方が手を挙げてくれたので、次回はもっと楽しくためになる 女性の会になると思います。

小林真由美(H19・24/国文・院)

北友会会報第112号(平成27年7月15日発行)掲載