北九州市立大学同窓会

　総会は『千年の古都から21 世紀への飛翔−−改革、前進、貢献』のテーマの下、平成11 年10 月10 日、リーガロイヤルホテル京都の朱雀の間で関西支部実行委員会（兵庫支部協力）担当で全国支部より440 人の過去最多の出席をえて開催された。

　江口博明会長はあいさつの中で「同窓会50 年の歴史の中で初めて北九州を離れて総会を京都で開催しました。 京都記念総会と呼ぶにふさわしい素晴らしい総会となりました。同窓会は今、50 周年記念事業の大きな柱として５ 千万円の募金活動に取り組んでいます。皆さん方のご 援助・ご協力をお願いします。母校は平成13 年４ 月、国際環境工学部の設置が決まっていますが、多数の留学生を入学させることが文部省の許可条件の一つになっています。同窓会も今後、大学の将来に役立つよう努力しなければなりません」と述べた。

　おごそかさと華やかさの中で功労者表彰などを行い、会則に従い議事を進行した。 引き続いて懇親会が、広大な春秋の間に43 テーブルを満席にして行われた。

　同窓会の地元・小倉以外の地での初めての開催となり、規模、出席者と過去最高の盛会といえる会となり、 21 世紀に向けた同窓会の新しいあり方に向かって大きな扉をあけた感動と感激の歴史的な懇親会は、同窓会史上に大きな新しい軌跡を記した。

　開宴に先立ち、京都ならではの華やかな舞妓、芸妓に1999 年度 よる「祝舞」が披露され、宴たけなわの中で舞妓、芸妓のお酌で祝宴は最高潮に達した。

　歌手高橋真美の歌と腹話術によるトーク、実行委員会役員が仮装（新撰組、赤穂浪士、東映映画村や北九州大学のハッピ姿、ダイエーホークス球団のハッピ姿など） しての抽選会など、さらなる盛り上がりとなった。

　なりやまない惜しみない拍手と感動の中で歴史的イベントは閉会となり、多くの同窓生に強い余韻を残す懇親会は閉会した。

　実行委員会は全国の同窓生に心からの協力に対する感謝とお礼のメッセージをおくり、たとえようのない充実感、達成感にひたった。

　実行委員は関西支部役員全員で、兵庫支部の役員の皆さんのご協力にも感謝の至りである。