北九州市立大学同窓会

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支部組織

神奈川支部

霞が関官庁街から新緑の新宿御苑を散策
“学習”と八重桜の第35回神奈川ハイク

 神奈川支部発足時から始まった〈楽しく役にたつ〉神奈川ハイクは35回目を迎えた。 同窓生の参加の機会が多く持てるように、年4回実施し関東他支部の同窓生も参加し、 懇親の場が得られるように、年1回は東京で実施している。 皆様の積極的参加を期待しています。
 今回は4月23日(水)、オバマ米大統領訪日の厳戒態勢の中、 まず「文部科学省情報ひろば」を訪れた。昭和8年に建造された旧文部省庁舎(有形文化財)内に有り、 日本の教育の歩みと現状(懐かしい学校給食や文具類例も有る)、 日本のスポーツの歴史と振興状況、大学や研究機関の最先端技術の状況等を見て回った。 
 日本とアメリカの国旗がはためく官庁街を散策しながら、明治時代の雰囲気を伝える法務省の赤レンガ棟の見学に向かった。 司法省庁舎として7年の歳月をかけて明治28年に竣工、 戦災によりほとんど消失したが改修の後使用され、平成8年に創建当時の姿に復元された。 3階建の赤レンガ、バルコニーにはローマ風の大きな柱、アーチ状の窓、 威厳を感じる車寄せの玄関等、見ていて落ち着きさえ感じ、飽きがこない。
 建物の内部は、石造りの階段といい廊下といい、これまたドッシリとした雰囲気。 ここに有る「史料展示室」では、法務・司法に関する歴史と現状、裁判員制度の説明等が展示されていた。
 この後、国会議事堂前の庭園へ。ピンクに染まったヤエザクラと、まるで雪をかぶった様なハナミズキを見ながら、 春の日差しの下でランチタイムの後は、国会図書館、議員会館、自民党本部等を見ながら地下鉄で新宿御苑へ向かった。
 やや残念なことに、桜の盛りは過ぎてはいたが、眩しいばかりの新緑の中、広い御苑内をノンビリと散策。 それでも、区域によってはヤエザクラが結構残っており、腰を下ろして桜ダンゴを食べながら、 しばし歓談した。残念ながら園内では飲酒禁止なのです!
 このように、≪よく学び、よく歩き≫ 春の訪れを謳歌(桜花)した後は新宿の街で、 またしばしアルコールで歓談の時を過ごした。
                      

以  上

北友会会報第110号(平成26年7月15日発行)掲載