北九州市立大学同窓会

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支部組織

兵庫支部

スタート直前、スミレ会

 北九州市立大学同窓会の兵庫支部は、5年前に設立20周年を 祝ったところですが、女性の会の立ち上げが今迄できていませ んでした。スミレ会(宝塚歌劇のテーマソング、スミレの花咲く 頃♪♪にちなんで)という名称は決まっていたものの、女性会員 は個々で、各々の同窓の集まりや活動に参加してきた経緯があ ります。
 スミレ会の実質スタートに心を砕いて下さった兵庫支部の 方々の尽力があり、今年の支部総会で来年度からスミレ会をス タートさせることが決まりました。(8月28日準備会)  正直言うと、かた苦しい事が続出するのではと構えていまし たが、予想に反し発足前のスミレ会の立ち上げ作業を3人の女 性会員が、今すでに楽しんでいるところです。
 今迄に参加した同窓会での楽しかった多様な活動のかずかず を、他の知人達に話すといつも羨ましがられました。これだけ全 国的なネットで、多様な活動を展開している大学の同窓会も珍 しいというのがその理由でした。
 在学生の進路を考える時、大学と各地の同窓会は、持ちつ持た れつの関係が生じるのでしょうが、私にとっては単純思考です が、地方の(九州)の学校を卒業していて、本当によかったなーと 感じています。
 米英科に在学中は、私はできの悪い学生でしたので試験シー ズンの度に苦戦しました。
 土居ゼミでは、先生の自宅で、時々奥様の手料理をご馳走にな りました。川上先生の演習2では、盛りだくさんの内容を興味深 く進めて下さる熱意に触発されたものです。
 一般教養科目の三浦先生の哲学や児玉先生の心理学も興味深 い講義内容でした。その端々の言葉を今でも覚えています。
 どうにか、こうにか卒業させていただいたお陰で、社会で通用す る立派な資格と、ささやかな実力を身につけることができました。
 昨年2度目の海外駐在生活を終えて、兵庫県の自宅に落ち着い ております。一度目は夫(同窓生)について3年間フィリピンで、 2度目は夫と子どもがついてくれて2年間タイで、海外にて暮ら してみたいという在学当時からの夢を実現する事ができました。  こんな訳で北九州市立大学は今でも、私達にとってはかけが えのないホームグラウンドになっています。
 今迄気楽に参加させていただいていた女性の会(関西支部コ スモス会)で出会えた同窓生から、共に今を生きる楽しみ方や知 恵をたくさん学ばせていただきました。子育てが思うようにい かない時、深刻な健康問題や家族の問題を抱え込んだ時、ビジネ スが下向きになって来た時、それとなく話をきいてもらって癒 されました。
 近所づきあいでも、親戚づき合いでもない、輝いていた青春の スタートの大学を共有し、再び出会えた、或いは初めてこの地で 出会える同窓生という繋がり。
 老若男女をとり混ぜたこの不思議な人間関係を皆さん、ご一 緒に楽しんでいきましょう。
西村洋子(S41・米英)