北九州市立大学同窓会

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広島支部

広島支部若手の会「広島夜嵐会」が発足
若手会員22人が参加、初代会長に石井成明さん

 広島支部活動の活性化の柱となる「若手の会」が平成29年11月17日(金)に発足した。広島市中区流川の欧風台所「ラ・マリウス」で開かれた第一回の会合には平成9年度以降に卒業した若手の男女同窓生ら22人が出席した。支部待望の「若手の会」の発足式を祝って沖田康尚支部長、山本準冶、花本美江子両副支部長、幸本裕行幹事、鈴木三生幹事も駆けつけ、若手の会の発足を祝った。
 発起人の岡田大志さん(平成19年、政策)の司会で初会合がスタート。沖田康尚支部長はあいさつで、全国の同窓会の共通課題となっている若い同窓生の同窓会活動への参加促進に対する同窓会本部や全国の支部の取り組みの現状や期待感を説明。「現在の全国の各支部の同窓会活動の参加者は高齢者が中心で、若い同窓生の参加が少なく、このまま推移すると、同窓会活動は縮小し、活動そのものが出来なくなるという危機感が高まっている。11月の本部評議会で若手の会育成を狙って本部の助成制度がスタートした。こうした取り組みの中で広島支部の若手の会が全国三番目の会として発足したことは非常にうれしい。若い同窓生が北九大卒業生という縁を大切にし、同窓の絆を強めて欲しい。広島県からの北九大への入学者は県単位で全国3位で、年々増加の傾向にある。この後輩のためにも皆さんたち若い同窓生が広島の地で、北九大スピリットを発揮し、同窓会の基盤を築いて欲しい。来年は広島支部が発足して60周年を迎える。このタイミングで次代を担う若手の会が、3年前に発足した女性の会・野の花会と両輪になって、同窓の輪を大きく広げていくことを大いに期待をしています」と述べた。
 乾杯のあいさつに立った発起人の佐渡哲洋さん(平成19年、法律)は「多くの若い同窓生がたくさん参加していただきうれしい。さらに同窓の輪を広げ、100人以上の若い仲間が参加するような会に発展するように頑張りましょう」と話し、ワインで乾杯した。テーブルごとに自己紹介をした。大学時代に所属したサークル、大学の想い出、現在の仕事についてユーモアたっぷりに話し、大半の出席者が初めて会ったにもかかわらず、すぐに打ち解けあっていた。また、ほとんどの参加者が、同窓会の会合に出席するのは初めてだったが、「こんなに楽しいとは思わなかった」「広島にも大学の仲間が多いのがわかり心強い」「これからはもっと同窓会に関心を持ちたい」と話していた。
 若手の会の名称は、若手の参加者が出した7つの候補から挙手による投票の結果、広島夜嵐会(ひろしまやらんかい)と決まった。北九大の校歌にも登場し、校歌に歌われ、学園祭の名称となっている「青嵐」の精神を取り込み、「やらんかい」は「しっかり(同窓会活動を)やらんかい」をもじったもので、命名者は山下翔さん(平成20年、政策)。役員選任で、初代の会長には発起人会の代表幹事の石井成明さん(平成23年、政策)、副会長に佐渡哲洋さん、岡田大志さん、幹事に大東亮子さん(平成9年、英語)、西森玉実さん(平成24年、人間関係)、幹事・事務局長に山下翔さんを全会一致で選んだ。石井会長は「平成9年以降に卒業した若い同窓生に案内をしたところ、初回にもかかわらず多くの仲間が集まり感謝しています。これも同窓の絆、縁と思います。この集まりを今日だけに終わらせることなく、さらに発展させ、支部活動を若い力で盛り上げていきましょう」と決意を述べた。意気投合した若手の会員たちは夜の流川に流れ出て、さらなる懇親の輪を広げた。

(写真説明=広島支部若手の会「広島夜嵐会」の命名の紙を囲んで気勢をあげる会員たち)

支部長 沖田康尚(S40・米英)