北九州市立大学同窓会

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支部組織

広島支部

紅葉を愛でながらワインと絵画鑑賞の夕べ

 2013年11月例会は11月23日(土)午後6時半から、広島市中区紙 屋町のひろしま美術館で開かれた。今回は三水会の特別バージョ ンとして「ワインと絵画鑑賞の夕べ」と銘うって、同美術館の全面 協力で、絵画鑑賞と中庭を利用したガーデンパーティの形式で開 催した。11月も中旬の開催で寒さが心配されたが、参加した25人の 同窓生の熱気で寒さを吹き飛ばし、なごやかな雰囲気の中で懇親 を深めた。
 懇親会に先立ち、ひろしま美術館で絵画鑑賞。同美術館の統括 部長の幸本裕之さん(S56・経済)が、広島銀行の創業100周年を記 念して昭和53年11月に開館した美術館の生い立ちなどを説明。そ の後、常設展示されているミレーやモネ、ルノワール、ドガ、セザン ヌ、ジャガールらのヨーロッパを代表する画家の作品や、開催中の 特別展「オランダ ハーグ派展」の数々の名画を鑑賞した。同館閉 館後の鑑賞とあって、同窓生たちは説明を聞きながら、約1時間に わたってじっくり鑑賞した。「著名な作品ごとに懇切な説明で、楽 しく鑑賞できた」と喜んでいた。
 この後、会場を美術館の中庭に移し、懇親会。沖田康尚支部長 (S40・米英)が「今回は定例の例会・三水会の趣を変えて、参加者を 増やす試みで美術館の絵画鑑賞と組み合わせ、多少の文化的色彩 を加えた。特に女性同窓生に案内状を送り、出席しやすい魅力ある 例会にした」とあいさつ。続いて、花本美江子副支部長(S50・米英) が「今回は10人もの女性同窓生が集った。これを機に女性部会を立 ち上げ、広島支部のますますの活性化を目指したい」と乾杯の音頭 をとった。中庭に置かれたテーブルには料理とワインが並べられ、 絵画鑑賞の余韻に浸りながら、大学時代の思い出や近況を語り 合った。中庭のもみじは紅葉真っ盛り。「素晴らしい雰囲気の中で の集いは最高。今後も開いて欲しいね」と初めてのガーデンパー ティに酔いしれていた。少し寒くなったため、会場を喫茶室に移 し、参加者一人一人が自己紹介をし、近況報告や大学時代の思い 出を熱っぽく語った。女性同窓生は初めての同窓会活動参加者も 多く、「イベントと組み合わせた例会は楽しかった。今後は私たち の女性らしいノウハウを生かせるイベントも提案して、女性の同 窓生が集まりやすい広島支部にしたい」と確認し合っていた。最後 に矢吹恭久前支部長(S35・商)が「今後もこうした例会、イベントを 開いて同窓生が参加しやすい支部活動を開こう。幅広い同窓生の 積極的な参加を期待したい」と閉会のあいさつをした。
 例会では、出席した女性同窓生にアンケートをした。同日の「夕 べ」に参加した動機は「美術鑑賞」8名、「ワインの会」8名、「同窓生 に会ってみたかった」4名。「どのような例会内容だったら参加し ますか」の質問には「食事会」9名、「絵画鑑賞会」7名、「日帰り小旅 行」「研修会」各2名、「支部に女性の会の設立を予定していますが、 どのような会を希望していますか」には、「音楽鑑賞」や「お菓子作 り講習会」などをあげていた。また、設立には準備段階から参加し たいと答えた同窓生が6名いた。
 支部では、今回の「夕べ」である程度、女性同窓生の支部活動参 加の考えがつかめたので、近々正式に支部に女性の会を立ち上げ、 支部幹事も増員する形で女性会員の参加しやすい広島支部にし ていくことを申し合わせた。

沖田康尚(S40・米英)

北友会会報第110号(平成26年7月15日発行)掲載