北九州市立大学同窓会

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支部組織

豊前・築上支部

豊前・築上支部「金刀比羅宮初詣での旅」

 支部会員の有志12名で平成21年1月24日と25日の2日間、「金刀比羅宮」へ初詣を行った。
 
 有永支部長の発案で昨年夏から支部会員に対し35名以上の参加を呼びかけてきたが目標人数は達成出来なかった。
 
 雪のためあちこちで通行止めになる悪天候の中、運転手さん、ガイドさん、旅行経験の豊富なS先輩等の判断で道路を選びながら無事予定時刻に琴平に着くことができた。

(1日目)
 築上郡上毛町を6時30分に出発したバスは岩国の錦帯橋を経て瀬戸大橋に向かう予定であったが高速道2か所が雪のため通行止めにより中国自動車道へ迂回し錦帯橋見学を中止した。途中、瀬戸大橋のフイシャーマンズ・ワーフに立ち寄った。このとき天気は回復しており瀬戸の深い海の色が印象的であった。ここで一同パチリ。
 
 道中、バスガイドのFさんの軽妙な語り口の歴史話は飽きることは無かった。今まで読んだり聞いたりしていた断片的な記憶がつながった気がした。
 
 琴平温泉のホテルに到着後、金刀比羅宮を参拝するため杖をたよりに本宮まで785段、奥の院まで1,368段の石段を目指した。運動不足か、なかなか足の進まない方もいた。
 
 ひと汗かいた後の温泉は格別であった。宴会では自慢のカラオケも飛び出して和気あいあい楽しい時間を過ごした。

(2日目)
 2日目は、51番札所石手寺を経由して八幡浜港から臼杵港へ向かうフェリーに乗船の予定が高速道路の積雪による通行止めのため、来た道を引き返すことになった。
 
 先ず弘法大師生誕の地で五重の塔がある善通寺、そして倉敷の美観地区で大原美術館を訪ねることになった。大原美術館では多くの展示物に見入っているうちバスの集合時間に遅れる始末。恐縮・恐縮。
 
 往路で寄れなかった錦帯橋に到着。橋のすぐ近くにある前日キャンセルしたホテルで遅い昼食となった。20数億円を投じて再建された長さ193メートルの錦帯橋を渡りながら昔の人の知恵と労苦が偲ばれた。
 
 橋の先には天然記念物の白へびの観覧所もあり2メートル近くある数匹の白へびを見ることができた。青大将の突然変異だそうだ。
 
 今回われわれの支部として第1回目の旅行であり、やってみなくてはわからない冒険的なものがあり、実際、吹雪のなかという非常に厳しい気象条件のなか、無事に実行出来たことは貴重な体験となった。
 
 今後、支部の発展と充実を目指し、機会があれば会員の懇親と経験のため第2回、第3回と日帰り旅行を含めて継続的に実施出来ればと考えている。
 
 今回協力いただいた皆さんありがとうございました。


片山益朗(S45・国文)