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21世紀を迎えて |
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新装なった母校を訪問しようという声が会員の間からおこり、先の支部総会の時にビデオで見た校舎を実際にこの目で見て、誇りと希望を持ってこれからの人生をたくましく生きていく糧にしようとOB の有志が集まり、 当支部としては2 回目の「母校を訪ねるバスツアー」が実現した。 平成7 年11月2日の同窓会総会、懇親会に合わせて実 施することにした。当日午前9 時半に萩を出発、長門市、 美祢市でそれぞれの会員と合流し、正午に北九大に到着 した。 中央正門に到着するや、大島初代学長の胸像の前で記念撮影。大島学長のやさしいまなざしを見ていると、建学の意気に燃え、学生達に語りかけておられた各講義が思い出され、なつかしかった。 大学祭のバザーでにぎわ うキャンパスを散策する。若い学生達の元気な声を聞いていると、楽しかった青春時代がよみがえった。 途中、 田中愼一郎学長に出会い、そこで学長から、総合大学へ向けての新館建設をはじめ、学部学科の増設、再編、大学院などの設置の経緯、国際環境工学部の新設構想などについて詳しくお話を伺った。 その後、学長のおすすめで、地上61.4m 、14 階建ての超近代的な本館へと足を運 んだ。エレベーターで一気に13 階まで上り、キャンパスを俯瞰。高層の建物や内部の充実発展を目の当たりにし、40 有余年の時の流れに昔日の感慨を深くした。 「信じられんほど変わったのぉー」「人間、長生きをするもんじ ゃのおー」「涙が出るほど嬉しいのおー」……。 これらが我々OB の心からの叫びだった。わずか数分だったかも知れないが、この短い時間こそ、これまで生きてきた 人生の中で一番心に残った華やかな時であったように思われた。 総会に続く懇親会では、思いがけない人たちとの再会もあり、旧交を温め合うことが出来た。 田中学長から 「平成11 年4 月に開学する萩国際大学には北九大のOB の方も多数参画される予定だし、今後、長年にわたって交流が続くことになっているので、どうぞよろしく支援してほしい」とのお話があった。 地元同窓会としても、慶賀の極みで、全力をあげて発展向上のために支援しようと心に誓った。実り多い訪問であった。生きる勇気と喜びを与えてくれた母校に感謝しつつ家路についた。 後日談になるが、萩国際大学も予定通り平成11 年4 月 に開学し、関係各位のご尽力により、立派に運営されている。当支部としても、これまでも強力にバックアップ してきたが、21 世紀を迎えて、ますます発展向上するよ うに、今後も支援するつもりである。 最後になったが、母校のますますの発展と当支部の活躍を心から祈ってすばらしい21 世紀を皆さんとともに手に手をとって進んでいきたいと思っている。 多田 作平(25 ・米) |